Red roses for Mom

 1966年"Coming home soldier"はBillboardでは最高位11位,Cash Boxでは8位を記録。
 ボビーには久々の大ヒットとなりました。当時、丁度、ベトナムからの帰還兵が本土に迎えられたことも
 あり、この作品に大きな注目が集まったのはタイムリーなことも影響しましたが、ヒットチャートにこういった
 作品がランクされるのは、このあたりが最後で、以降は、チャートでは、見かけなくなりました。

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  日本ではボビーのレコードの発売権を持っていた日本コロンビアは、当初、発売しない意向でしたが
 日本に存在したファンクラブの努力により、なんとか発売にこぎつけたものの、CBSソニーが発足するまで
 ボビーのレコードの日本での発売は、LP,シングルとも発売が見合わせられ、アメリカでは好調を維持
 していたボビーの活躍は日本では伝えられない状況が続きました。

 
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 制作を担当したRobert Merseyは当然ながらこの曲をメインとしたアルバムを企画しました。
 "For he's a jolly good fellow"はRay Stevensの作品でアメリカでは結婚式や誕生日パーティなどで
 歌われる"For he's a jolly good fellow"をベースにして作曲され1967年2月にリリースBB誌66位 CB誌54位と
 今一つふるいませんでした。B面 はBert Kaempfert-Milt Gabler-Herbert Rehbeinの作品"Sweet Maria"で
 こちらはRay Ellisが編曲している。制作はBob Morgan.
https://www.youtube.com/watch?v=3Ge_GcFkwho

 
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https://www.youtube.com/watch?v=zUS4yru9CAE

 当時はアルバムの収録曲数は10曲ないし11曲が一般的でマーシーは、ヒットチャートのなかからスタンダード
 性の高い作品を選びボビーの成長した姿をファンに届けようとソフトでロマンティックそして歌のうまさを
 強調しヴォーカリストとして大人にも通用するような作品を中心に選んだのです。1967年4月24日にアルバム
 "Bobby Vinton sings the newest hits"はリリースされました。
 "All"は映画"Run for your wife"の主題歌でチャートではJames Darren盤が1967年35位を記録した作品。

 https://www.youtube.com/watch?v=Hy1OFGMLWSs

”This is my song"(愛のセレナーデ)は映画「伯爵夫人」(1967)のテーマ曲でPetula Clark盤が全米3位
 を記録。
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 https://www.youtube.com/watch?v=dZlYBKEJqXI

”Sunrise sunset"はMusical「屋根の上のバイオリン弾き」の主題歌。Roger WilliamsやEddie Fischer盤が
 チャートにはいりスタンダードとしてお馴染みの作品。Jerry Bock-Sheldon Hamickの作品。

 
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 https://www.youtube.com/watch?v=UDz8e2edlaQ

"Georgy girl"は同名映画のテーマ曲でTom Spring Field-Jim Daleの作品。Seekers盤が全米2位を記録
 する大ヒットとなっています。ボビーの個性にあった作品で日本で未発売なのが不思議です。

 
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 https://www.youtube.com/watch?v=rjutRWIBb3k

  "Born Free"は映画「野生のエルザ」の主題歌でアカデミー主題歌賞を受賞したJohn Barry-Don Black
の作品。ボビーの伸びのある美声を堪能できます。

 https://www.youtube.com/watch?v=LyJC73lX8eI
アルバムには この他「いそしぎ」「この世の果てまで」「コール・ミー」なども収録され 発売前から放送局では
 大変な評判でしたがチャート・インすることもなく終わってしまいました。

 
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  原因として考えられるのが大ヒットとなった"Coming home soldier"をタイトルに使用しなっかったことが
 考えられます。CD化も遅れ昨年(2018)やっとデータ配信と同時にSony Music on Demandの一枚として
 アメリカのアマゾンを通じてCDが販売がされました。(蛇足ながら1963年の"Greatest hits of the golden
groups"もこのシリーズで復刻され、こちらは限定されたCD shopで販売されました。)

 
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LPのジャケットの裏面には、これまで発売されたアルバムが曲目と同時に掲載されています。

  
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 4月にはやはり自作の"Red rosees for Mom"がリリースされます。この作品は「母の日」にちなみボビーが母親
 のドロシーに捧げた作品で哀愁の漂う美しいバラードでしたがBB95位 BC90位とチャートの下位にとどまりました。制作はやはりRobert Merseyです。一人っ子として育てられたボビーの母親への想いはこの作品にも表現されています。

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Bobby and Dorothy Vinton(mother)
 
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 https://www.youtube.com/watch?v=vbZBIt1YTMY

 Robert Merseyとは3枚のシングルと1枚のアルバムを残し、Nashvilleという新しい環境でBilly Sherrillを制作者に迎えボビーの新しい挑戦が始まりますが
かって「ブルー・ヴェルヴェット」「君待つ心」「涙のサテンピロー」などはNashville
録音ですからボビーに不安はありませんでした。

 
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 ビリー・シェリル
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 ボブ・モーガン→ロバート・マーシー→ビリー・シェリルと3人の制作の援助をえてボビーは着々と経験を重ねヴォーカリストとして成長していったのです。

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